空き家お悩みコラム COLUMN

空き家は、なぜ増えるのか?空き家が増え続ける理由

date_range2024/7/29

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空き家にまつわるさまざまな情報を発信する空き家コラムです。
第2回は生活の中で空き家が生じる様々なケースについてお話しします!

前回でお話しした空き家の定義は、「1年以上、人が住んでいない、または使われていない家」
また空き家には「管理不全空き家」「特定空き家」など状況に応じて様々な区分がある事についてお話ししました!

ではなぜ、空き家が生じるのか?具体的に見ていきましょう!
空き家が発生するケースは様々ですが、具体的には下記のようなケースがあります。

日常生活で生じる空き家のケース

1.住人が亡くなり空き家になったケース
元々住んでいた住人が亡くなった事により空き家となるケースです。
身寄りのない方が亡くなられたケースの場合、引き継いで管理する人がいないため、時間の経過とともに家が荒れてしまう可能性が高いです。

2.親などから相続し空き家になったケース
相続によって子どもや孫の手に渡ったが、人が住んでおらず空き家になっているケースです。
場合によっては、空き家の管理だけではなく遺品整理や家財の整理が伴います。また思い出が残る場合もあり、簡単には手放すことができず、対応に迷っている間に年数が立ってしまっていたというケースも多いです。

3.自宅を賃貸として貸し出していたが、空き家となったケース
引っ越しした後、前に住んでいた住宅が不要になった際、賃貸として貸し出しするケースがあります。ただその後に退去され、次の借主が決まらなかった場合、空き家となってしまう場合があります。

商業の中で空き家が生じるケース

1.賃貸用の住居の借り手が見つからず空き家となるケース
賃貸用として出されているが、借主が見つからないために空いている住宅も空き家になります。
主にテナント募集によく見られるケースで、土地柄や金額によって長い間空いてしまっているケースも多いです。

2.売り出し中の物件
不動産が物件を売りに出した後、買い手がなく売れ残っている場合も空き家になります。
建売りで作られた家が売れずに残ってしまっている状態などを指します。

日常生活の中で空き家が発生する3つのケースに関しては、ほとんどの方が経験しうる出来事かもしれません。特に団塊世代の住居の相続や少子高齢化社会の影響により、今後ますます上記のような状況は加速していくと考えられます。

では実際に空き家を手にした時、一体どのような悩みや問題が起きるのでしょうか。

次回は空き家によって生じる問題や悩みについて詳しくお話しします!

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